エクセルVBA

エクセル:ツールバー関連の操作

エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。


エクセル2002からオートSUMボタンは「平均値」や「データの個数」、「最大値」や「最小値」といった値も求められるようになりました。


(1)数式の結果を表示したいセルを選択します。
(2)[標準]ツールバーにあるオートSUMボタン右側の[▼]ボタンをクリックします。
(3)表示されたメニューから求めたい値を選択します。
  なお、各メニューを選択すると、それぞれの値を求める関数が挿入されます。
   「合計」→ SUM関数
   「平均」→ AVERAGE関数
   「データの個数」→ COUNT関数
   「最大値」→ MAX関数
   「最小値」→ MIN関数

(4)引数となるセル範囲を指定し、[Enter]キーを押すと、求められた値が表示されます。


※上記(3)で表示されるメニューにある「その他の機能」を選択すると、[関数の挿入]ダイアログが表示され、その他の関数を選択することができます。


データの入力などを行っているときに、ちょっとした計算がしたくて電卓を使うことがありますが、実はエクセルにも電卓機能があります。通常はすぐに使うことができない機能ですが、ツールバーに起動ボタンを追加することによって、作業中に簡単に使えるようになります。


(1)[表示]メニューの[ツールバー]から[ユーザー設定...]を選択し、[ユーザー設定]ダイアログを表示します。
(2)[コマンド]タブの[分類]ボックスから[ツール]を選択します。
(3)[コマンド]ボックスから電卓のアイコンがついている[ユーザー設定]を選択し 、ツールバーにドラッグします。


(4)ドラッグ先に電卓のアイコンが追加されたら、[閉じる]ボタンをクリックして[ユーザー設定]ダイアログを閉じます。
(5)ツールバーに追加された[電卓]アイコンをクリックすると、電卓が起動します。


Excel2000および2002には、[ユーザー設定]ダイアログに[説明]ボタンがあり、(3)でコマンドを選択したときにこのボタンをクリックすると、選択したコマンドの説明が表示されます。


エクセル本
メニューコマンドやツールバーのボタンの機能説明等を表示する

ツールバーのメニューにある各コマンドやツールバーのボタンの機能がわからないときは、ポップヒントを利用すると便利です。


(1)[ヘルプ]メニューから[ポップヒント]を選択する。

(2)マウスポインタの横に?マークが表示されます。

(3)メニューコマンドやツールボタンをクリックすると、機能説明や使用方法がポップヒントとして表示されます。


※Officeアシスタントのオプションを利用すると表示するヒントを増やせます。
ツールバーに表示されているアイコン(ボタン)のサイズは、ユーザー設定により大きくすることができます。アイコンが大きく表示されることでツールバーの存在が大きくなるので、ツールバーでできる機能を覚えたいときなどに利用すると便利です。


(1)[ツール]メニューの[ユーザー設定...]を選択します。

(2)表示された[ユーザー設定]ダイアログの[オプション]タブをクリックします。

(3)[その他]にある[大きいアイコン]のチェックボックスをオンにします。

(4)[閉じる]ボタンをクリックし、[ユーザー設定]ダイアログを閉じます。


この機能は、エクセル、アクセス、パワーポイントなどの他のOffice製品にも共通している機能なので、使ってみて下さい。
エクセル
〜ちょっとしたテクニック〜
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エステリア

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