エクセルVBA

エクセル:書式設定関連の操作

エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

数字を千単位で表示するのは、よく見かけます。あまり桁数が多いと見難いからですが、一の位まで入力した数字を千単位で表示させるにはどうしますか?再度、打ち直すというのは無しですよ。


(1)表示させたいセル範囲を選択します。
(2)右クリック⇒[セルの書式設定]をクリックします。
(3)[表示形式]タブ⇒[分類]の中の[ユーザー定義]をクリックします。
(4)[種類]に #,##0,;-#,##0, と入力します。
(5)「OK」ボタンを押します。


※百の位で四捨五入した値で表示されます。(4)のように設定しておくとマイナスの場合も千単位で表示されます。百万単位で表示する場合は、#,##0,,;-#,##0,,と入力します。


エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

セル内に数値を入力すると、自動的に「○台」とか「○件」と表示するようにするにはどうしますか?書式設定であらかじめ設定しておきましょう。例として「○台」と表示させる場合を説明します。


(1)設定したいセル範囲を選択します。
(2)右クリック⇒[セルの書式設定]をクリックします。
(3)[表示形式]タブの[分類]で[ユーザー定義]をクリックします。


(4)[種類]に 0"台" と入力します。
(5)[OK]ボタンを押します。


上記の(4)で「台」の代わりに「件」等を入力することで、いろいろ表示させることが出来ます。10000と入力した時に10,000人のように桁区切りをつけるようにするには、[種類]を #,##0"台" とします。


[種類]の設定がわからない場合は、書式を設定する文字列がわからなくなった場合@エクセルの記事を参考にして下さい。


エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

日付を入力したセルで平成9年4月1日のように表示しているのを、H9年4月1日というような書式にするにはどうしますか?セルの書式設定では、「H9.3.4」という日付の書式がありますが、これがヒントになります。


(1)書式設定をするセルを選択します。
(2)右クリック⇒[セルの書式設定]をクリックします。
(3)[表示形式]タブの[分類]で[ユーザー定義]をクリックします。
(4)[種類]に「ge"年"m"月"d"日"」と入力します。
(5)[OK]ボタンを押します。


上記の例で[種類]の年の前の部分を「gee」とすると「H09」、「gge」とすると「平9」、「ggge」とすると「平成9」となります。


エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

小数点を含む数字を入力すると、基本的には右詰で表示されて、小数点の位置が揃いません。この小数点の位置を揃えて表示することができますよ。


(1)入力したいセルを選択します。
(2)右クリック⇒[セルの書式設定]をクリックします。
(3)[表示形式]タブの[分類]で「ユーザー定義」を選択します。
(4)[種類]に「#,##0.0?」と入力します。
(5)[OK]ボタンを押します。


表示形式で「?」を指定すると、余分なゼロがスペースで表示されます。小数点以下の桁数により、(4)の入力文字列は変更してください。


エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

郵便番号を入力するときに、数字を入力したら、自動的に「〒」マークが付くと入力が楽になりますよね。書式設定であらかじめ設定しておきましょう。


(1)郵便番号を表示させたいセルを選択する。
(2)右クリック⇒書式設定から、[表示形式]タブの[分類]で[ユーザー定義]をクリック。
(3)[種類]に次のように入力する。
  [<=999]"〒"000;[<=99999]"〒"000-00;"〒"000-0000
(4)[OK]ボタンをおす。
(5)数字を入力するだけで、郵便番号の表示になります。


文字列で入力する方法もあります。その場合は、上記の(3)で "〒"@ と入力します。この場合は、ハイフンも含めて、入力することになります。


エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

関数を使用していて、書式を設定する文字列を入力することがあると思いますが、通常よく使っている書式なんだけど、書式を設定する文字列がわからないということがありませんか?
エクセルにデフォルトで用意されている設定なら、確認できますよ。


(1)空欄のセルを選択する
(2)右クリックから[書式設定]をクリックします。
(3)表示形式の[分類]から調べたい書式を選択し、さらに[種類]から該当する書式を選択します。


(4)その後、OKボタンを押さずに、[ユーザー定義]をクリックします。
(5)そうすると[種類]のすぐ下のテキストボックスに該当する書式の設定文字列が表示されます。
(6)キャンセルボタンを押します。


※上記(4)でOKを押してしまうと、セルの書式が設定されるので、注意してください。


エクセルのちょっとしたテクニックを紹介します。

関数を利用し曜日を表示させる方法もありますが、もっと簡単に書式設定のユーザー定義を利用して曜日を表示させることができます。


(1)曜日を表示したいセルを選択する。
(2)右クリックでショートカットメニューを開き、[書式設定]をクリック。
(3)表示形式のタブのユーザー定義をクリックし、[種類]のテキストボックスにaaaと入力
(4)セルに曜日が表示されます。

※あらかじめ、曜日を表示させるセルは、日付を入力してあるセルを参照しておいてください。上記(3)でaaaaと入力すると日曜日などのように「〜曜日」が表示されます。また、この方法で曜日を表示させる場合、検索にはヒットしませんので、注意してください。


エクセルで時刻を入力する際、時と分の間に“:”を入力するのが面倒ですよね?もっと簡単にできないかと思いませんか?ユーザー定義関数を使うと簡単に入力できますよ。


(1)時刻データを入力するセル範囲を選択します。
(2)セル範囲を選択した状態で右クリックし、表示されたショートカットメニューから[セルの書式設定]を選択します。


(3)[セルの書式設定]ダイアログの[表示形式]タブをクリックし、[分類]から[ユーザー定義]を選択します。
(4)[種類]に、0":"00 と入力します。


(5)[OK]ボタンをクリックし、[セルの書式設定]ダイアログを閉じます。
(6)これで、数字を連続で入力しても、時刻表示されるようになります。


※この場合、入力データは時刻として認識されませんので、時刻計算はできません。あくまでも簡易入力のための方法です。


ユーザー定義書式を利用し、値を入力して文字列を表示させることができます。指定できる条件は2つまでで、条件を[]、文字列を""で囲んで指定します。


(1)書式を設定するセル範囲を選択します。
(2)[書式]メニューから[セル...]を選択し、[セルの書式設定]ダイアログを表示します。
(3)[表示形式]タブを選択し、[分類]から[ユーザー定義]を選択します。
(4)[種類(T)]のボックス内に設定する条件を入力します。
(例)「1」と入力すると「可」、「2」と入力すると「不可」と表示されるように設定する場合、
  [=1]"可";[=2]"不可" と入力します。
(5)[OK]ボタンをクリックし、[セルの書式設定]ダイアログを閉じます。
(6)書式を設定したセルに指定した数値を入力すると、条件に合った文字列が表示されます。


指定できる条件は2つまでですが、どちらでもない場合の文字列も指定することができます。その場合、最後にその文字列を指定します。
(例)「1」と入力すると「可」、「2」と入力すると「不可」、それ以外の数値を入力すると「未定」と表示されるように設定する場合、
  [=1]"可";[=2]"不可";"未定"と入力します。


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エステリア

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